去年盲腸で入院した際に保険金がでたのですが、ずっと手付かずのままとってありました。名を「うまいもの基金」と変えて。
先日の妻の誕生日に「何か食べたいものはある?」と尋ねると、「あわびを食べてみたい」との返事。早速近場でいろいろ調べてみたものの、どこも高くて気後れしちゃうようなところばかり。
あわびを食べさせてくれる宿に泊まりに行くというアイデアもあったのですが、なんとなくいい場所がない...
しかーし、ついに見つけました。その名も「あわび亭」。
練馬という立地のよさもありますが、よく参考にしている askuでの評価が高かったのも決め手となり、訪問となりました。
場所は練馬駅北口からあるいて5分ほどのところにあります。はっきりって、「こんなところで!?」と思うような場所にあります。入ってすぐ目に付くのは、あわびがベターっとはりついた水槽です。うむむ、ここから胃の中に直行するのね。
夜7時に予約して行ったのですが、土曜日ということもあり、店内はすでにほぼ満席。我々の後にやってきたやはり予約の二人で完全に満席となりました。
先週の金曜日に店舗を拡張したそうで、お店の右と左で趣がまるで違います ^^; 我々は古い店舗側に通されました。
狭い厨房の中では大将が一生懸命料理をしていますが、いかんせん客席のキャパに追いついていません。最初に頼んだビールを飲み干しかけたころにお通しが... ^^;
とりあえず海鮮サラダ、鯨のからあげ、鯛のからあげ野菜あんかけ、活あなごのてんぷら、そしてあわびの炭火焼を頼んだものの、一向に出てくる気配はありません。
その間、やることがないのでメニューを見ていたら、あれもこれも食べたくなるじゃありませんか。最初に頼んだものが出てきていないにもかかわらず、無謀にもオーダーを追加です。
伊勢エビのお造りとあわびのステーキ。伊勢エビのお造りはあまった殻で味噌汁か雑炊を作ってくれるみたいです。
キューに積めるだけ積んで待っていると、ついに最初の皿、海鮮サラダがやってきました。それを見てちょっとヒヤリ。これ量多くない?
野菜の上にあまえび、まぐろ、ほたて、たこがちりばめてあり、いろいろ選べるドレッシングからわさびクリームを選択していただきます。このわさびクリームのドレッシングがなかなかおいしくて、多いと思っていたサラダをあっという間に平らげてしまいました。
次に出てきたのが鯨のからあげ。あまり食べさせてくれるところがないので、メニューに載っているとついつい頼んでしまいますね。小学校の給食で食べた記憶が懐かしい料理なのですが、給食ではレバーも混ざっていましたが、さすがにここでは肉の部分だけですね。このひと時は本気で海洋牧場を作ろうと考えてしまいますね。
他のメニューも続々と登場する中、ついに出てきたのがあわびの炭火焼。飛騨コンロの上にあわびをそのまま乗せて焼いちゃうというかなり豪快な料理です。
はじめはおとなしかったあわびも、火が通ってくるにつれてぐいんぐいん暴れだします。うーん、残酷。最初はボディ全体で貝殻からはみ出さんばかりに暴れていたのですが、次第に吸盤の部分のみになり、最後は....合唱。
火が通ったところで厨房に下げられて、切り分けられて出てきます。これを食べながら、
「もし本当に神様がいるなら、きっと地獄に落とされて火あぶりだな」
と思っちゃいました。ううう。でもおいしかった。ちゃんと食べたから許してちょ。
そして、次に出てきたのが伊勢エビのお造り。やはり生け造りです。我々のテーブルに運ばれて来たときには、まだ手足をばたばたさせていました。おひげの部分がくねくね動くのでじーっと見ていると、突然ひげと手足を前方に「ビシッ」と伸ばされちゃって、これまた残酷。さすがに動いている間に食べ始める気は起きなかったので、動きが止まるのをじーっと待ってしまいました。やがて動きが止まり、おひげも力なくだらーんとなっちゃいまいした。これを食べながら
「もし本当に神様がいたら、以下略」
と思っちゃいました。ううう、でもおいしかった。ちゃんと食べたから許してちょ。
さすがに生け造り系はこの二つでおしまい。そしてついにあわびのステーキへ。
陶板の上に乗せられてジュージューいいながら運ばれてきました。これもおいしかった。
そして最後に先ほどの伊勢エビの殻で作った雑炊の登場です。石鍋に入れられていて、ずっと暖かいまま食べられました。雑炊の前まではまだおなかも余裕な感じだったのですが、雑炊で一気にノックアウト。これもだしが出てておいしかったです。
あわびに伊勢えびにその他もろもろ、白ワインのボトルまで頼んでしまったので、二人で二万弱となってしまいましたが、これだけ無茶な食べ方をしてこれで済むっていうのはすごいコストパフォーマンスでしょうね。
正直、ちゃんとあわびを食べたことがないので、比較しておいしいかどうかはわかりません。ただ、イベントフルで楽しくおいしいひと時を過ごせたのは間違いありません。
歩いていけなくもない距離だし、また行こうねーと話しながら家まで歩いて帰ってきてしまいましたとさ ^^;
そういえば、お隣のテーブルでは、鯛の塩釜焼きを頼んでました。メニューには載ってなかったので、特別メニューなのかな。本とかでは見たことあっても実物を見たのは初めてで、思わず見入ってしまいました。こんどはこれも食べてみたいなぁ.... でもおいしいもの基金もだいぶ減っちゃったしなぁ... ^^;
Posted by myan at 2005年05月21日 00:05 | TrackBack