靖國神社は神社というくらいなので、神道によって魂を祭っているはずです。
神道の定義によると、人が死んだ後、まず霊魂は家の回りの低いところにいるそうです。
「草葉の影から見守る」っていうのはこういう話からきているようです。
で、家の回りにいる霊魂がどうなるのかというと、だんだん山のふもとの方に移動していくそうです。
次にどうなるのかというと、今度は山を登り始め、いつのまにやら山頂でかすみのように漂っているのだそうです。この段階で「産土神(うぶすなかみ)」になって子孫を見守るそうです。
で、33年程たつと、霊が合体し出して個人?というものが消えていき、やがて50年立つと宇宙の果てに向かって広がっていくそうです。
#いいな、宇宙の果て ^^)
つまり、神道の定義によると既に靖國神社には霊魂などいないのです。
じゃぁ、何に対して参拝しているのでしょうねぇ?
Posted by myan at 2006年10月06日 09:11 | TrackBack元ネタは,日経の記事かな?
あれを読んで,そもそも神社というのは,神を祀っている所であって,人間の魂を祀っている所ではないのでは? という違和感を感じました。
神道で,死者の魂がどう扱われるか,とは根本的な所で関係が薄いのではと。
ある本で読んだ話では,古来は,霊として固有名詞が付けられるのは怨霊だけだったとのこと。
そして怨霊=国に祟る存在だったとか。
有名な所では,菅原道真とか平将門とかですね。
その鎮魂のために神霊として祀って神社ができると。
靖国&護国神社は,そういったスタイルの上で怨霊化の可能性が高い戦死者を鎮め祀りあげるという考え方をするとなんとなく理解できるような気がしました。
そう考えると,A級戦犯なんて一番怨霊化しやすい死霊なんだから,とも(笑)
まあ,招魂社ってもの自体,神道の概念を大きく改変した明治期以降に出来たものなので,政治的な意味合いの方が大きいのでしょうけど。
Posted by: ひであ at 2006年10月06日 16:20後から読むと霊の固有名詞は,あまり関係ありませんね (^^;;;
出典Wikipediaですが,「英霊」という概念の人物神として祀られているということかと。この何割くらいが怨霊なんだろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%A5%9E%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E4.B8.BB.E3.81.AA.E4.BA.BA.E7.89.A9.E7.A5.9E
そうそう、元ネタは日経の記事です。
僕も神社といえば神を祭っているものとすっかり思い込んでいたんですが、靖国はかなり特殊な神社なんですな。
成立も新しいし、同じ「神社」を名乗ってよいのかという疑問も感じてしまいます。
別に古ければいいってわけではないですが。
こういう記事を読んで改めて思うのは、自分は仏教と神道の区別がついていないんだぁということですな。
これまで生きてきて、生活の端々で宗教的な儀式に接してきたわけですが、いちいち「これは仏教」「これは神道」と意識はしてこなかったですね。
こういう無知な状態であるということが分かっただけでもこの記事は非常に面白く、また「もう魂はいない」という切口が面白かったのです。